今,体育の授業では来月のマラソン大会に向けて,持久走をおこなっている。本校の持久走はグランドに500mのコースを作り,毎朝ラインを引き,ポイントごとにカラーコーンを置く。体育科の職員が毎朝それをおこなうのだが,たいてい,朝練の最中にされるので,トラックを走っている本チームがそれに気づくと,体育科の職員の方が運ぶカラーコーンを手に取り,500mのコースに置いて回る。
今の準備の様子になるまでに,実はすったもんだあった。これを書き出すとここでは納まらないので,今回は割愛する。授業の準備なのだから,とくに手伝わなくても,体育科で間に合うはずである。しかし,目の前でやっている作業を何もせずにいるのはどうだろうか。時間にしてわずか3分から5分で終わることである。しかし,1人ですると,けっこう時間がかかる。だから手伝うのである。
2年生の修学旅行中から体育の授業で持久走が始まったのだが,実は,自分が「手伝ってこい。」と1度だけ言った。2年生が帰ってきてからは何も言っていない。しかし,2年生は,体育科の職員が出てくると,自らそちらの方に走って行く。1年生は最初は何で自分たちがしないといけないのだろうと思ったかもしれない。しかし,2年生が普通に手伝いに行く様子を目にして,今は自然に動けるようになった。
これが伝統なのだと思う。2年生は昨年の経験がある。だから,今年も自然と動ける。簡単に言ってしまっているが,これは大きなことだと思う。今の1年生がまた,来年,後輩たちに引き継いでいってくれたらと思う。
