今日の朝練に1年生の選手が全員来た。まだ1年生は朝練は自由参加なのだが,自主的に毎日来ている選手がいる。全員がそろったのは今日が初めてだった。
木曜日は午後練がフリーで集合はないので,朝に身体を動かして午後は帰宅するという選手も少なくない。1年生もそれを考えて今日来たのだろう。短距離部員も今日は多く来ており,グランドは活気づいていた。
その朝練に来ている者に故障者がいる。歩くこともできない重症なので,自由参加の1年生が無理に朝練に出てくることもないのだが,出てきて補強に取り組んでいる。まだ補強も長時間できるほどに基礎体力もないので,つらい練習だろうと思うのだが,黙々と一生懸命やっている姿を見ていると,本当に心を打たれる。
こうした練習を自主的,意欲的に取り組むことができれば,絶対に強くなる。今はつらくさびしいかもしれないが,回復することを信じ,強くなることを信じてがんばってもらいたい。
2009年4月30日木曜日
2009年4月29日水曜日
練習あってこそ
明石市総合体育大会陸上競技大会。毎年この競技会の位置づけとしては,インターハイ予選までの過程で,1つのポイント練習として,自分の調整の確認として走る。また,競技だけではなく,明石市という地域の競技会なので,準備から片付け,また補助員としても,チームの伝統として,また誇りとして,しっかりと動いて競技会が成立できるようにと考えている。
準備,片付け,補助員は大変だったとは思うが,しっかりと動けていたと思う。普段からそうした動きができていないとできないことだと思う。ところが普段どおりに動けなかったのが男子5000mであった。出場者は全員2年生であったが,前半勢いよく飛び出して後半失速するという最悪なレース展開であった。そんな練習を普段していないのだからできるわけがないのである。
それに対して男子1500mに出場した5人の選手は完璧なレース展開で,全員が自己記録を更新した。スタート直後は飛び出しがあり,ハイペースになるかと思われたが,それにはつかず,集団の半ばあたりから徐々に順位を上げていき,本チーム4人を含む選手が先頭集団を形成した。ラスト300mでスパートされても冷静に対処し,ラスト180mで1人がスパートで突き放し,もう1人も競り合いを制してワン・ツーフィニッシュ。後に続く選手たちも最後までしっかりと走り切った。
本チームの選手たちは1500mを走るスピードはなく,スピード練習もしていないのでどちらかというと苦手としている種目である。練習でやっているまま走っただけなのである。練習でやっていないことを競技会でしようと思ってもなかなかできるものではない。練習あっての競技会である。
準備,片付け,補助員は大変だったとは思うが,しっかりと動けていたと思う。普段からそうした動きができていないとできないことだと思う。ところが普段どおりに動けなかったのが男子5000mであった。出場者は全員2年生であったが,前半勢いよく飛び出して後半失速するという最悪なレース展開であった。そんな練習を普段していないのだからできるわけがないのである。
それに対して男子1500mに出場した5人の選手は完璧なレース展開で,全員が自己記録を更新した。スタート直後は飛び出しがあり,ハイペースになるかと思われたが,それにはつかず,集団の半ばあたりから徐々に順位を上げていき,本チーム4人を含む選手が先頭集団を形成した。ラスト300mでスパートされても冷静に対処し,ラスト180mで1人がスパートで突き放し,もう1人も競り合いを制してワン・ツーフィニッシュ。後に続く選手たちも最後までしっかりと走り切った。
本チームの選手たちは1500mを走るスピードはなく,スピード練習もしていないのでどちらかというと苦手としている種目である。練習でやっているまま走っただけなのである。練習でやっていないことを競技会でしようと思ってもなかなかできるものではない。練習あっての競技会である。
2009年4月28日火曜日
心理的前進
選手たちの提出してくる練習日誌を見て驚いた。一昨日にユニバー記念陸上競技場でおこなわれた兵庫リレーカーニバルには,本チーム全員が応援と観戦に来ていたのだが,女子の選手が数名,自宅から走って行ったと書いてあったのである。近い者は12kmほどであるが,遠い者は20kmを軽く越える。しかもアップダウンも厳しい。
この日は練習自体はフリーにしていたので,何も指示はしておらず,たいていはアクティブレスト(積極的休養:身体を動かしてリフレッシュすること)程度に走る。そして練習日誌を見て何をどの程度したのかを知るのだが,まさか女子までもが走って行くとは想定外であった。
これまで男子は自転車だったり走ったりしており,もう珍しくはなくなったが,それもここ2,3年ほどのことである。ほとんどは電車で,自分が気に入らなかったのは保護者に車で送ってもらって来ることである。自立を促している中で,それはよくないという指摘をしていた。 今までは走って競技場に来るという発想はなかったことだろう。その発想こそが当たり前から脱却し,前進する糸口になる。しかも練習日誌には,「走って行って気持ちよく,意外と早く着いた。」と皆が書いていることにも驚かされた。心理的な前進を感じられたことが何よりも収穫である。
この日は練習自体はフリーにしていたので,何も指示はしておらず,たいていはアクティブレスト(積極的休養:身体を動かしてリフレッシュすること)程度に走る。そして練習日誌を見て何をどの程度したのかを知るのだが,まさか女子までもが走って行くとは想定外であった。
これまで男子は自転車だったり走ったりしており,もう珍しくはなくなったが,それもここ2,3年ほどのことである。ほとんどは電車で,自分が気に入らなかったのは保護者に車で送ってもらって来ることである。自立を促している中で,それはよくないという指摘をしていた。 今までは走って競技場に来るという発想はなかったことだろう。その発想こそが当たり前から脱却し,前進する糸口になる。しかも練習日誌には,「走って行って気持ちよく,意外と早く着いた。」と皆が書いていることにも驚かされた。心理的な前進を感じられたことが何よりも収穫である。
2009年4月27日月曜日
チャンス
今日の授業中のこと。「あなたはこの学校で何を学びたいか」というテーマで作文を書き,それを発表する産業社会と人間という授業があるのだが,明日が学年全体の発表会で,今日は学年20人ずつ14班に分かれている中から,各班1名の代表を選出する。ところが,今日までが班別発表なのでわりとバタバタなのである。
生徒たちは,自分以外の生徒が発表しているときにはそれぞれ評価をおこない,指導者も評価をして得点をつけている。その最高得点者が発表するのが筋だろうし,当たり前のように担当者たちはそう思っていた。しかし,自分はそれではおもしろくないと思っていたので,「どんな形で誰を選んでもいいだろうか。」と責任者の先生に事前に相談していた。自分の選出方法は「立候補」である。
正直言って例年こうした発表を見ていて,代表が嫌々選ばれて練習をさせられているのに疑問を感じていた。「せっかく代表に選ばれているのだから,それをもっと意欲的にはできないものだろうか。」そこで立候補させようと思ったのである。正直,内心は出ないだろうと思っていた。しかも,予想外なことに,自分が立候補が出るように話をする時間が発表におされてなくなってしまったのである。それでも生徒に「少し延長させてくれ。」と手短かに自分の気持ちを話した。休み時間に入っていたので半分はあきらめていたのだが,「誰かやってもいいという者はおらんかな?」と訊くと,何と1人の生徒が手を上げた。これにはさすがに感動した。
絶対何が何でも自分がやりたいというわけではない。誰も緊張したり,プレッシャーを感じたりするのは嫌だ。それでも挑戦しようとする気持ちがある者がいる。そういう気持ちを生かせるチャンスがこうした発表会である。明日を楽しみにしたい。
生徒たちは,自分以外の生徒が発表しているときにはそれぞれ評価をおこない,指導者も評価をして得点をつけている。その最高得点者が発表するのが筋だろうし,当たり前のように担当者たちはそう思っていた。しかし,自分はそれではおもしろくないと思っていたので,「どんな形で誰を選んでもいいだろうか。」と責任者の先生に事前に相談していた。自分の選出方法は「立候補」である。
正直言って例年こうした発表を見ていて,代表が嫌々選ばれて練習をさせられているのに疑問を感じていた。「せっかく代表に選ばれているのだから,それをもっと意欲的にはできないものだろうか。」そこで立候補させようと思ったのである。正直,内心は出ないだろうと思っていた。しかも,予想外なことに,自分が立候補が出るように話をする時間が発表におされてなくなってしまったのである。それでも生徒に「少し延長させてくれ。」と手短かに自分の気持ちを話した。休み時間に入っていたので半分はあきらめていたのだが,「誰かやってもいいという者はおらんかな?」と訊くと,何と1人の生徒が手を上げた。これにはさすがに感動した。
絶対何が何でも自分がやりたいというわけではない。誰も緊張したり,プレッシャーを感じたりするのは嫌だ。それでも挑戦しようとする気持ちがある者がいる。そういう気持ちを生かせるチャンスがこうした発表会である。明日を楽しみにしたい。
2009年4月26日日曜日
心の活性化
兵庫リレーカーニバル第2日。競技とは離れるが,競技役員控え室で他の役員の方と話をしていておもしろいと思うことがあった。
その役員の方とはもう付き合って7年ほどになるだろうか。高校の教員で,もちろん陸上競技部の顧問をされているのだが,遅くに教員採用試験に合格されたので,それまでは自分自身もけっこう走っておられた。教諭になられてからは仕事が忙しく,思うように走れなくなってしまった。その仕事にもストレスのたまる毎日で大変だという様子は周囲からも聞いていた。
昨年ぐらいからであろうか,少し走り始めたと聞いていた。記録会で顔を合わせたとき,始まる前に走ってきたのだと聞いた。その姿を見かけた他の先生が「いきいきした顔で走っておられた。」と話してくれた。そして今日も,競技役員をする中で思わぬ時間ができ,競技場周辺を走ってきたのだと言う。
その後,話をさせてもらったのだが,「学年主任になられて大変でしょ。疲れてるんじゃないですか。」と言って自分の肩を揉んでくれた。そして「また走り出してから思うんですけど,何でも前向きに考えられるようになったんですよ。前までは本当に仕事も嫌だと思ったら本当に嫌だったんですけど,今は嫌なことにも立ち向かっていけるようになりました。」と話してくれた。まるで自分の今の状況を打開させてくれるような言葉であった。
走ることが好きな者は,やっぱり走って物事を解決していく。自分も陸上競技に携わることでこうして前向きな話を聞かせてもらって活力をもらった。明日からまた新しい週が始まる。毎週憂鬱であったが,これまでよりも前向きに迎えられそうな気がしてきた。
その役員の方とはもう付き合って7年ほどになるだろうか。高校の教員で,もちろん陸上競技部の顧問をされているのだが,遅くに教員採用試験に合格されたので,それまでは自分自身もけっこう走っておられた。教諭になられてからは仕事が忙しく,思うように走れなくなってしまった。その仕事にもストレスのたまる毎日で大変だという様子は周囲からも聞いていた。
昨年ぐらいからであろうか,少し走り始めたと聞いていた。記録会で顔を合わせたとき,始まる前に走ってきたのだと聞いた。その姿を見かけた他の先生が「いきいきした顔で走っておられた。」と話してくれた。そして今日も,競技役員をする中で思わぬ時間ができ,競技場周辺を走ってきたのだと言う。
その後,話をさせてもらったのだが,「学年主任になられて大変でしょ。疲れてるんじゃないですか。」と言って自分の肩を揉んでくれた。そして「また走り出してから思うんですけど,何でも前向きに考えられるようになったんですよ。前までは本当に仕事も嫌だと思ったら本当に嫌だったんですけど,今は嫌なことにも立ち向かっていけるようになりました。」と話してくれた。まるで自分の今の状況を打開させてくれるような言葉であった。
走ることが好きな者は,やっぱり走って物事を解決していく。自分も陸上競技に携わることでこうして前向きな話を聞かせてもらって活力をもらった。明日からまた新しい週が始まる。毎週憂鬱であったが,これまでよりも前向きに迎えられそうな気がしてきた。
2009年4月25日土曜日
競技者として
兵庫リレーカーニバル第1日。小学生から高校生までのリレーの予選が中心の今日,自分は出発係として,選手を現地で最終確認してスタート地点に送り出す。
スタートリストを見ながら,ナンバーカードを読み上げ,選手がつけているナンバーカードと確認をするのだが,リレーなので学校名も読み上げるようにしている。いすに座らせて,ナンバーを読んだら立ち上げるように指示し,前後と写真判定用の腰ナンバーカードを見る。その際にランニングシャツがパンツに入っていなかったり,パンツに入っていても何かだらしなくたるんでいたり,パンツがずれて,いわゆる腰パンになっている選手もいる。それを正してスタート地点に入れるのだが,苦痛の瞬間である。また,胸と背につけているナンバーカードが歪んでいたり,ナンバーを読み上げても返事がなかったり,動きも緩慢な選手がいる。とくに女子は周囲が返事をしないと,自分もしなくなるという選手が多いようだ。
これに対して,周りがどうであれ,呼ばれた返事を大きな声ではっきりとでき,「お願いします。」としっかり挨拶ができる選手がいる。また,競技服装としてきちっとユニフォームを着て,実に格好のよい選手もいる。言うまでもないが,そうしたチームが予選を通過していった。
速く走ることを競っている競技者が,なぜわざわざだらしない格好をするのだろうか。なぜさわやかに返事ができないのだろうか。なぜ周りの悪い方向に引っ張られるのだろうか。学校の代表として恥ずかしくない,競技者としてふさわしい格好や行動こそ競ってもらいたいものである。
スタートリストを見ながら,ナンバーカードを読み上げ,選手がつけているナンバーカードと確認をするのだが,リレーなので学校名も読み上げるようにしている。いすに座らせて,ナンバーを読んだら立ち上げるように指示し,前後と写真判定用の腰ナンバーカードを見る。その際にランニングシャツがパンツに入っていなかったり,パンツに入っていても何かだらしなくたるんでいたり,パンツがずれて,いわゆる腰パンになっている選手もいる。それを正してスタート地点に入れるのだが,苦痛の瞬間である。また,胸と背につけているナンバーカードが歪んでいたり,ナンバーを読み上げても返事がなかったり,動きも緩慢な選手がいる。とくに女子は周囲が返事をしないと,自分もしなくなるという選手が多いようだ。
これに対して,周りがどうであれ,呼ばれた返事を大きな声ではっきりとでき,「お願いします。」としっかり挨拶ができる選手がいる。また,競技服装としてきちっとユニフォームを着て,実に格好のよい選手もいる。言うまでもないが,そうしたチームが予選を通過していった。
速く走ることを競っている競技者が,なぜわざわざだらしない格好をするのだろうか。なぜさわやかに返事ができないのだろうか。なぜ周りの悪い方向に引っ張られるのだろうか。学校の代表として恥ずかしくない,競技者としてふさわしい格好や行動こそ競ってもらいたいものである。
2009年4月24日金曜日
優秀な選手から
本校陸上競技部の短距離には,全日本中学陸上競技選手権(以下,全日中)の出場した選手が入部している。駅伝チームには1人もいないが,短距離はこれまでも数人見てきている。
今日の朝練で,そのうちの1人がジョッグをしていた。短距離の朝練はとくに練習内容に指示はなく,自分たちで自主練習をしているので,ジョッグの時間も短い者もいれば,長距離部員と最初から最後まで走っている者もいる。その全日中経験者が走る姿を後ろから見ていると,足の着きや蹴りは抜群であった。ブレは少々あるものの,足首が柔らかく,膝もうまく使えてきれいな走りであった。
全日中選手だからと言って,決して皆がそんなきれいな走りができるわけではないだろう。しかし,全国大会に行くだけの何かはあるのだと思う。種目は違えども,そうした何か他人よりも抜きんでた部分というものを見つけて,自分自身に取り込んでいくのもまた成長につながるのではないだろうか。
今日の朝練で,そのうちの1人がジョッグをしていた。短距離の朝練はとくに練習内容に指示はなく,自分たちで自主練習をしているので,ジョッグの時間も短い者もいれば,長距離部員と最初から最後まで走っている者もいる。その全日中経験者が走る姿を後ろから見ていると,足の着きや蹴りは抜群であった。ブレは少々あるものの,足首が柔らかく,膝もうまく使えてきれいな走りであった。
全日中選手だからと言って,決して皆がそんなきれいな走りができるわけではないだろう。しかし,全国大会に行くだけの何かはあるのだと思う。種目は違えども,そうした何か他人よりも抜きんでた部分というものを見つけて,自分自身に取り込んでいくのもまた成長につながるのではないだろうか。
2009年4月23日木曜日
ストレスの発散
最近の高校生を見ていると,一概には言えないが,何かストレスを抱えている生徒が多いなと感じる。と言うよりも,発散する手立てを持っていないのではないかと思う。
ストレスというものは,毎日の生活の中で多かれ少なかれ,誰もが持っているものであると思う。前向きな考え方のもとに生活している人は,一瞬ストレスだと感じても,小さいストレスなら,そのまま流れていってしまうのだろう。それが蓄積されてくると心理的なストレスが,身体にも影響として表れてくる。ランナーもストレスのために走れなくなる場合がある。
そうしたストレスを,ためずに発散する方法というのは,たいていは他人に話すことではないだろうか。自分はそれが一番の発散方法だと思っている。だから他人と話す機会というものを多く作ろうとしている。しかし,コミュニケーションが下手になった今の高校生は,発散する機会を失ってしまっているのではないだろうか。だから,人を誹謗,中傷したり,犯罪になるようなことをしたりして,発散しているのかもしれない。そんな形で発散できない人はさらに苦しむことになるのだろう。
人間関係の構築をもっとかまえずにできないものだろうか。小さな世界だけにこもらず,自分自身の世界を広げるためにも,コミュニケーションをとることは楽しいことなのだという認識が大事なのだと思う。
ストレスというものは,毎日の生活の中で多かれ少なかれ,誰もが持っているものであると思う。前向きな考え方のもとに生活している人は,一瞬ストレスだと感じても,小さいストレスなら,そのまま流れていってしまうのだろう。それが蓄積されてくると心理的なストレスが,身体にも影響として表れてくる。ランナーもストレスのために走れなくなる場合がある。
そうしたストレスを,ためずに発散する方法というのは,たいていは他人に話すことではないだろうか。自分はそれが一番の発散方法だと思っている。だから他人と話す機会というものを多く作ろうとしている。しかし,コミュニケーションが下手になった今の高校生は,発散する機会を失ってしまっているのではないだろうか。だから,人を誹謗,中傷したり,犯罪になるようなことをしたりして,発散しているのかもしれない。そんな形で発散できない人はさらに苦しむことになるのだろう。
人間関係の構築をもっとかまえずにできないものだろうか。小さな世界だけにこもらず,自分自身の世界を広げるためにも,コミュニケーションをとることは楽しいことなのだという認識が大事なのだと思う。
2009年4月22日水曜日
先輩の指導
1年生が練習を始めているものの,本練習には入らず,別メニューで基礎的な練習に取り組んでいる。推薦入試などで早くから合格を決めて練習を開始し,もうすでにデビューをしている1年生が他校にはいるが,本チームはそのレベルには程遠い。基礎体力をつけ,基本的な動きができるようになるまでにおそらく2~3か月はかかるのではないか。
その1年生の練習には2,3年生がつく。故障や不調で本練習から外れる者が指導する。そうすると,指導をしている2,3年生も自分の動きを見直し,いい動きを取り戻す。1年生を引っ張って活動することがなかなかできない者もいるが,それも勉強である。そこで故障や不調の原因を見つける者もいる。
今年はとくに自分が放課後にグランドに出られないことも多いので,そういう体制ができあがっていると,きちっと新入生たちの練習も成立する。コミュニケーションも取れ,人間関係の成立も早い。この体制ができあがるまでには時間を要したが,さらなる向上を目指してがんばりたい。
その1年生の練習には2,3年生がつく。故障や不調で本練習から外れる者が指導する。そうすると,指導をしている2,3年生も自分の動きを見直し,いい動きを取り戻す。1年生を引っ張って活動することがなかなかできない者もいるが,それも勉強である。そこで故障や不調の原因を見つける者もいる。
今年はとくに自分が放課後にグランドに出られないことも多いので,そういう体制ができあがっていると,きちっと新入生たちの練習も成立する。コミュニケーションも取れ,人間関係の成立も早い。この体制ができあがるまでには時間を要したが,さらなる向上を目指してがんばりたい。
2009年4月21日火曜日
1年生の朝練
本チームは1年生の朝練を自由参加にしている。基礎体力をつけないうちから無理をさせることはないし,何よりも学校生活に慣れ,学習と部活動の両立を確立した上で,朝練に出てくるようにと指導している。今週初めも提出物が多く,週末に部活動をしている者にすれば大変だっただろう。ただ,生活習慣として身につけばそれほど大変なことではない。今までやったことがないから大変なのである。そこまでの期間として5月の中間考査までフリーにしている。
とくに未経験者は,朝練の存在さえ知らないかもしれない。自分も強いてはいけないと思い,今日まで何も言わなかった。ところが今日の朝練に1年生が1人やってきた。昨日に指導した歩きから走りへの移行を懸命に練習していた。少し前傾なのでそれを指摘した。その後も歩いたり走ったりを繰り返していた。
午後の練習を見ていたが,とくに今のところは無理のある様子ではなさそうだが,今後もできるところからやっていけばいい。できることを少しずつ伸ばしていけばいいのである。基礎体力がついて,本練習に入るときを楽しみにしたい。
とくに未経験者は,朝練の存在さえ知らないかもしれない。自分も強いてはいけないと思い,今日まで何も言わなかった。ところが今日の朝練に1年生が1人やってきた。昨日に指導した歩きから走りへの移行を懸命に練習していた。少し前傾なのでそれを指摘した。その後も歩いたり走ったりを繰り返していた。
午後の練習を見ていたが,とくに今のところは無理のある様子ではなさそうだが,今後もできるところからやっていけばいい。できることを少しずつ伸ばしていけばいいのである。基礎体力がついて,本練習に入るときを楽しみにしたい。
2009年4月20日月曜日
歩きのこだわり
人間の身体の動きというのはなかなか効率よく動くものではなく,効率の悪い動きであっても,自分ではそうは思っていない。周りから見れば当たり前のようにわかるのだが,本人はそうではないのである。たとえば,「手をまっすぐ上に上げなさい。」と言っても,ひじが曲がっていたり,上ではなく斜めを向いていたりする。しかし,本人はまじめにまっすぐに上げているつもりなのである。
ランニングも同じで,高校生であれば15年間は何も指導されずに,自分の思うままに走ってきたのであろう。それを矯正しようと思っても15年間の積み重ねをすぐにやぶれるものではない。そこに歩きというものにこだわる理由がある。
走りながらそのフォームを直すことは難しい。だから,歩くことからきれいになるように努める。その延長で走る。新入生は今それに取り組んでいるが,すぐに思うようになるものではない。今日取り組んだから明日できるものではないのである。ただ,歩くことはおもしろくない。体力的に走れるのだから走りたいだろう。今の小さいおもしろさよりも,その先の大きなおもしろさを得るために,今は少々つまらないことでもやっていくべきなのである。指導者ももちろん走ってもらいたいのだが,辛抱強くやっていきたい。
ランニングも同じで,高校生であれば15年間は何も指導されずに,自分の思うままに走ってきたのであろう。それを矯正しようと思っても15年間の積み重ねをすぐにやぶれるものではない。そこに歩きというものにこだわる理由がある。
走りながらそのフォームを直すことは難しい。だから,歩くことからきれいになるように努める。その延長で走る。新入生は今それに取り組んでいるが,すぐに思うようになるものではない。今日取り組んだから明日できるものではないのである。ただ,歩くことはおもしろくない。体力的に走れるのだから走りたいだろう。今の小さいおもしろさよりも,その先の大きなおもしろさを得るために,今は少々つまらないことでもやっていくべきなのである。指導者ももちろん走ってもらいたいのだが,辛抱強くやっていきたい。
2009年4月19日日曜日
切磋琢磨
兵庫春季記録会第2日。競技結果はさておき,本競技会は神戸市ユニバー記念競技場でおこなわれた。昨日は最終種目まで出場者がいたため,帰りが遅くなったが,今日は昨日よりも2時間ほど早い解散となった。
選手を解散させてしばらくしてから,自分も帰途についた。自分は車で帰るのだが,その道中,ランナーとそのそばを走る自転車を見かけた。それが誰であるかは簡単に想像ができた。本チームの選手である。これまで何度も見かけている光景なのだが,これまでとちょっと違うのは,本チームの選手だけではなかったことである。走っているのは2人だけで,本チームの選手と明石城西の選手だった。その前後を自転車で両校の選手が付き添っていた。2人とも競技場から自宅まで20kmはある。しかも非常にアップダウンも厳しい。自転車で走るのも大変なのだが,それを走って帰っているのである。本チームの選手はこの2日間,レースにも出場している。
昨年からこうした状況はよくあり,選手の走行距離が伸びている。それはいいことだと思う。それが他校にも波及し,一緒に走っている様子を見るのはおもしろい。切磋琢磨し,刺激しあいながら成長していってもらいたい。
選手を解散させてしばらくしてから,自分も帰途についた。自分は車で帰るのだが,その道中,ランナーとそのそばを走る自転車を見かけた。それが誰であるかは簡単に想像ができた。本チームの選手である。これまで何度も見かけている光景なのだが,これまでとちょっと違うのは,本チームの選手だけではなかったことである。走っているのは2人だけで,本チームの選手と明石城西の選手だった。その前後を自転車で両校の選手が付き添っていた。2人とも競技場から自宅まで20kmはある。しかも非常にアップダウンも厳しい。自転車で走るのも大変なのだが,それを走って帰っているのである。本チームの選手はこの2日間,レースにも出場している。
昨年からこうした状況はよくあり,選手の走行距離が伸びている。それはいいことだと思う。それが他校にも波及し,一緒に走っている様子を見るのはおもしろい。切磋琢磨し,刺激しあいながら成長していってもらいたい。
2009年4月18日土曜日
堂々の走り
兵庫春季記録会第1日。男子の5000mから競技会がスタートした。本チームのエースが出場した組に,いつも合宿で同じくする佐用高校の選手が走っていた。彼らは合宿の練習でも,いつも同じ班で走っており,ライバル関係にあった。3月末の合宿でもリズムがあうのか,2人が並んで走っていると,非常に気持ちよく走っているように見える。
本チームの選手は,ここまで順調に来ており,今日の走りも予定通りで,リズムもよく,身体もよく動いており,自分が想定していたタイムで走れるペースで走っていた。ところが,3000mからレースは動いた。同校のその選手が先頭に出たのである。本チームの選手はすぐには対応できず,後ろから少しずつ追い上げる展開になった。その間に同校の選手はグイグイ上げていき,ついには独走状態になった。その走りは合宿で見たもの以上で,自信に満ち溢れていた。まさに「楽しそうな走り」であった。その勢いは最後までとどまらず,自己記録を大きく更新してゴールした。本チームの選手も最後まで粘り強く走り抜き,最後には組の2番手にまで上がったものの,遠く及ばなかった。それでも自分の想定の中でも一番いい形でのゴールだった。それ以上に彼が調子がよかったということであろう。
今まで彼が,そんなに自信を持って堂々と走ったレースは見たことがない。1年生のときから見ているが,あれだけ堂々と走った姿を見ると本当に成長を感じた。まさに開花である。そして,予定通りであるにもかかわらず,それに対して悔しがる本チームの選手。お互いに刺激しあってさらに上を目指してもらいたい。
本チームの選手は,ここまで順調に来ており,今日の走りも予定通りで,リズムもよく,身体もよく動いており,自分が想定していたタイムで走れるペースで走っていた。ところが,3000mからレースは動いた。同校のその選手が先頭に出たのである。本チームの選手はすぐには対応できず,後ろから少しずつ追い上げる展開になった。その間に同校の選手はグイグイ上げていき,ついには独走状態になった。その走りは合宿で見たもの以上で,自信に満ち溢れていた。まさに「楽しそうな走り」であった。その勢いは最後までとどまらず,自己記録を大きく更新してゴールした。本チームの選手も最後まで粘り強く走り抜き,最後には組の2番手にまで上がったものの,遠く及ばなかった。それでも自分の想定の中でも一番いい形でのゴールだった。それ以上に彼が調子がよかったということであろう。
今まで彼が,そんなに自信を持って堂々と走ったレースは見たことがない。1年生のときから見ているが,あれだけ堂々と走った姿を見ると本当に成長を感じた。まさに開花である。そして,予定通りであるにもかかわらず,それに対して悔しがる本チームの選手。お互いに刺激しあってさらに上を目指してもらいたい。
2009年4月17日金曜日
センス
久しぶりに最初から最後まで練習を見ることができた。1年生の練習もしっかりと見ないといけないと思っていたので,今日はじっくりとアップから見ていた。とくに女子は3人だけなのだが,今週入ってきた者ばかりで,会議が続いていたために,指示だけを出して,じっくり見れたことは一度もない。それだけに今日は基礎から指導をしなければと思っていた。
歩きから入るのだが,基本的には形だけ指示をしただけで,それほど指導をしていない。にもかかわらず,きれいに歩く者がいた。思わずその動きに見入ってしまうほどであった。彼女は陸上競技の経験はあるが,長距離の経験はない。練習もまだ本チームでは3回目である。つまり,ほとんど指導を受けていない状態で,ほぼ完璧と言える動きで歩いているのである。
その後,1年生を集めて,丁寧に歩く意味と動作を説明した。その後の歩きは一段とよくなり,「これはすごいな。」と思わず口に出してしまった自分の言葉を近くにいた男子部員が聞いて,彼女の動きに目をやり「あれはヤバイな!」と,若者らしく驚きの声をあげていた。
口で言ったことがすぐに行動に移せるような選手はなかなかいない。たまたま歩きだけかもしれないが,彼女のような選手はまれだと思う。ほとんどの選手がそんなセンスと言われるものは持ち合わせておらず,地道に数か月という時間をかけてつくっていく。センスの高い選手がいるものなのだなと驚かされた。ただ,そのセンスに加えて地道な努力があるからこそ,能力として発揮される。その能力開花に努力していきたい。
歩きから入るのだが,基本的には形だけ指示をしただけで,それほど指導をしていない。にもかかわらず,きれいに歩く者がいた。思わずその動きに見入ってしまうほどであった。彼女は陸上競技の経験はあるが,長距離の経験はない。練習もまだ本チームでは3回目である。つまり,ほとんど指導を受けていない状態で,ほぼ完璧と言える動きで歩いているのである。
その後,1年生を集めて,丁寧に歩く意味と動作を説明した。その後の歩きは一段とよくなり,「これはすごいな。」と思わず口に出してしまった自分の言葉を近くにいた男子部員が聞いて,彼女の動きに目をやり「あれはヤバイな!」と,若者らしく驚きの声をあげていた。
口で言ったことがすぐに行動に移せるような選手はなかなかいない。たまたま歩きだけかもしれないが,彼女のような選手はまれだと思う。ほとんどの選手がそんなセンスと言われるものは持ち合わせておらず,地道に数か月という時間をかけてつくっていく。センスの高い選手がいるものなのだなと驚かされた。ただ,そのセンスに加えて地道な努力があるからこそ,能力として発揮される。その能力開花に努力していきたい。
2009年4月16日木曜日
真の楽しさ
今週初めにクラブ紹介がおこなわれ,各部に新入生が見学したり,体験入部をしたりする様子が見られるようになった。本チームにもすでに部員は入ってきているが,まだ出入りがある。昨年の1年生は入部の動きが全体的に遅いなと思ったが,今年の1年生は動きとして遅くはないが,複数の部活動に体験に行って選ぶ生徒が多いようだ。ある生徒に訊くと5つほどの部活動から迷っていると言う。そこから入部を決める決め手は何なのだろうか。よく聞くのは「楽しくやりたい。」という言葉である。
今日は,一度本チームに練習に来たのだが,入部を迷っているという女子生徒と話をした。自分としては,入学前から知っている生徒で,ぜひ入部してもらいたいと思って,合格が決まってからも待っていた。明るい生徒だがまじめなので,考えすぎたのではないかと思う。
本チームは当然ながら,楽な意味で楽しいと感じられる活動はしていない。自分の可能性を信じて追求し,伸びたことを実感して,そこに楽しさを感じることができればと思っている。その楽しさこそが真の楽しさではないだろうか。それを感じることができる指導は責任を持ってしていくつもりである。
今日は,一度本チームに練習に来たのだが,入部を迷っているという女子生徒と話をした。自分としては,入学前から知っている生徒で,ぜひ入部してもらいたいと思って,合格が決まってからも待っていた。明るい生徒だがまじめなので,考えすぎたのではないかと思う。
本チームは当然ながら,楽な意味で楽しいと感じられる活動はしていない。自分の可能性を信じて追求し,伸びたことを実感して,そこに楽しさを感じることができればと思っている。その楽しさこそが真の楽しさではないだろうか。それを感じることができる指導は責任を持ってしていくつもりである。
2009年4月15日水曜日
授業の挨拶
昨日,今日と自分の担当する1年生の授業に教室に行き,挨拶をすると,「お願いします!」授業の終わりの挨拶では「ありがとうございました!」という大きな声での挨拶を受けた。他の先生方にも「挨拶,元気やったよ!」と言ってくれた。「挨拶しなかったら怒るん!?」と訊かれたが,実は自分は何もしていない。
初めて1年生の教室に入ったのは試験監督であったので授業はしていない。そのときは大きな声どころか,まったく誰も声を出していなかった。集会の挨拶でも声を出していなかったので「挨拶のときは「お願いします」って言うように指導されていますか?」という指摘を受けるほどであった。そして,一昨日の朝の学年の打ち合わせの時に,たまりかねて「授業前後の挨拶をしっかりしてくれるように,ホームルームでも授業でも指導をお願いします。」と連絡した。そして昨日の授業に行く前,「挨拶ができなければやり直し」と思いながら向かった。正直,できないこと前提で委員長に号令をかけさせ,挨拶をすると,驚くほどの大きな声で挨拶をしたのである。しかもその日にあった3クラスの授業すべてであった。たった1日で浸透したのである。
「やればできるもんだな。」と感心した。後はそれを継続できるかどうかである。指導もがんばりたい。
初めて1年生の教室に入ったのは試験監督であったので授業はしていない。そのときは大きな声どころか,まったく誰も声を出していなかった。集会の挨拶でも声を出していなかったので「挨拶のときは「お願いします」って言うように指導されていますか?」という指摘を受けるほどであった。そして,一昨日の朝の学年の打ち合わせの時に,たまりかねて「授業前後の挨拶をしっかりしてくれるように,ホームルームでも授業でも指導をお願いします。」と連絡した。そして昨日の授業に行く前,「挨拶ができなければやり直し」と思いながら向かった。正直,できないこと前提で委員長に号令をかけさせ,挨拶をすると,驚くほどの大きな声で挨拶をしたのである。しかもその日にあった3クラスの授業すべてであった。たった1日で浸透したのである。
「やればできるもんだな。」と感心した。後はそれを継続できるかどうかである。指導もがんばりたい。
2009年4月14日火曜日
考えての行動
今日は朝練時から雨。グランドに出てみると,ぬかるんではおらず,トラックは走ることはできそうであった。とくに2レーンより外は雨が降ってかえっていい状態になっていた。
しかし,朝練が進むうちに雨量が多くなり,だんだんと土の状態が悪くなっていった。とくに第3コーナーから第4コーナーにかけての1レーンはぬかるみだし,走りにくい状態であった。自分はいつも最初からアウトレーンを走るので,あまり影響なく走れていたのだが,内側を走る選手たちには影響が出だした。
とくに指示は出していないので,自分で考えればいいのだが,しばらく選手がどうするか様子を見ていた。ぬかるんでいない外側を走るようにした者もいれば,そのまま内側を走る者もいる。朝練が終わる頃にはグランドは相当ゆるんできたので,コンクリート上を走る者もいた。
やはり全員が考えて行動するというのは無理なようだ。しかし,何も考えずに,流れに任せてだとか,いつもどおりだとかいうのは減ってきたように思う。こうした考えて行動する者を見て,また考えるようになっていってくれればと思う。
しかし,朝練が進むうちに雨量が多くなり,だんだんと土の状態が悪くなっていった。とくに第3コーナーから第4コーナーにかけての1レーンはぬかるみだし,走りにくい状態であった。自分はいつも最初からアウトレーンを走るので,あまり影響なく走れていたのだが,内側を走る選手たちには影響が出だした。
とくに指示は出していないので,自分で考えればいいのだが,しばらく選手がどうするか様子を見ていた。ぬかるんでいない外側を走るようにした者もいれば,そのまま内側を走る者もいる。朝練が終わる頃にはグランドは相当ゆるんできたので,コンクリート上を走る者もいた。
やはり全員が考えて行動するというのは無理なようだ。しかし,何も考えずに,流れに任せてだとか,いつもどおりだとかいうのは減ってきたように思う。こうした考えて行動する者を見て,また考えるようになっていってくれればと思う。
2009年4月13日月曜日
誤算のカバー
今日は7時間目に会議,それが長引いて放課後にまでおよび,急いで清掃担当区域に行くと,清掃当番は来ていないのだが,別件で呼んでいた生徒が1人待っていた。その生徒と話をして,清掃当番がやってくると,同時にもう1人呼び出していた生徒がやってきた。清掃を済ませて,呼び出していた生徒と話をし,職員室に戻ると次は来客。時計を見ると練習開始の8分前。失礼のないように手早く話を済ませてグランドに行くと,わずかの差で練習を始めていた。実はその15分後には別の会議が控えていたので,隙を見てメニューを言い渡そうとしていたのだが,もう一人の顧問の先生が「会議に行ってきます。」と言うので,「もう行かなあかんの!?」と訊くと自分の思っていた時刻よりも20分早い時刻で聞いたと言う。急いで行ってみると,自分の聞いていた方が合っていた。脱力感に見舞われながら,再度グランドに戻ったが,メニューを言えず,「まあそんなに会議も長引かないだろう。」と思って会議に臨んだ。
ところが,この会議がとんだ大誤算。進行が初めての先生だったこともあるのだが,自分が思っていた倍の時間はかかった。会議中に選手が会議室にやってきてくれたので,メニューを言い渡すことができたが,新入生には指導ができなかった。
ようやくすべてが終了してグランドに出た。練習は順調に進んでいるようだ。しかし,どこか見れていないところがあるように思う。
自分は分単位で時間の計算をして,あらゆることをパズルのようにはめてこなしている。しかし,必ずそこに計算外のことが起こり,選手たちに助けられている。さらなる時間を読む努力が自分には必要なようだ。
ところが,この会議がとんだ大誤算。進行が初めての先生だったこともあるのだが,自分が思っていた倍の時間はかかった。会議中に選手が会議室にやってきてくれたので,メニューを言い渡すことができたが,新入生には指導ができなかった。
ようやくすべてが終了してグランドに出た。練習は順調に進んでいるようだ。しかし,どこか見れていないところがあるように思う。
自分は分単位で時間の計算をして,あらゆることをパズルのようにはめてこなしている。しかし,必ずそこに計算外のことが起こり,選手たちに助けられている。さらなる時間を読む努力が自分には必要なようだ。
2009年4月12日日曜日
チーム目標
兵庫高校地区別記録会が昨日おこなわれたが,男子5000mで本チームにとって歴史的瞬間が訪れた。
少々大げさな言い方かもしれないが,以前からチームの目標としていたことが達成されたのである。かつては「卒業までに全員16分台」という目標を掲げていた。男子は主に5000mを走るので,入部時のレベルはそれぞれであるが,卒業までに全員が17分以内で走ろうという目標を立てていたのである。ところが,一昨年の3年生が早くから16分台を達成し,昨年,今年の3年生は1年生のうちに全員が達成していたので,目標を15分台に切り替えたのである。一昨年,昨年は惜しいところであったが,この目標は果たされていなかった。そして今年の3年生は,昨年秋に最後の1人が15分台にあと5秒余りに迫り,王手をかけていた。
強豪チームならたいしたことのない目標だと思う。全員14分台というチームもあるのだろう。しかし,本チームに入部してくる選手のレベルを考えると,この目標は容易なものではない。現3年生は4人しかいないのだが,中学時代の3000mの記録は9分54秒を筆頭に10分00秒,10分02秒,10分23秒である。そして最後の1人が昨日,暑さと強風の中,スタート時からいいリズムを刻み,淡々と76秒/周(5000m:15分50秒のペース)前後のペースで進む。最後までそのリズムは乱れず,15分51秒96でゴールし,これまで挑戦しながら果たしえなかったチーム目標をついに果たしたのである。
今年のチームレベルは正直言って例年に比べて大きく落ちる。しかし,こうした結果が出るとまたモチベーションが上がる。可能性を信じてさらに伸びていってもらいたい。
少々大げさな言い方かもしれないが,以前からチームの目標としていたことが達成されたのである。かつては「卒業までに全員16分台」という目標を掲げていた。男子は主に5000mを走るので,入部時のレベルはそれぞれであるが,卒業までに全員が17分以内で走ろうという目標を立てていたのである。ところが,一昨年の3年生が早くから16分台を達成し,昨年,今年の3年生は1年生のうちに全員が達成していたので,目標を15分台に切り替えたのである。一昨年,昨年は惜しいところであったが,この目標は果たされていなかった。そして今年の3年生は,昨年秋に最後の1人が15分台にあと5秒余りに迫り,王手をかけていた。
強豪チームならたいしたことのない目標だと思う。全員14分台というチームもあるのだろう。しかし,本チームに入部してくる選手のレベルを考えると,この目標は容易なものではない。現3年生は4人しかいないのだが,中学時代の3000mの記録は9分54秒を筆頭に10分00秒,10分02秒,10分23秒である。そして最後の1人が昨日,暑さと強風の中,スタート時からいいリズムを刻み,淡々と76秒/周(5000m:15分50秒のペース)前後のペースで進む。最後までそのリズムは乱れず,15分51秒96でゴールし,これまで挑戦しながら果たしえなかったチーム目標をついに果たしたのである。
今年のチームレベルは正直言って例年に比べて大きく落ちる。しかし,こうした結果が出るとまたモチベーションが上がる。可能性を信じてさらに伸びていってもらいたい。
2009年4月11日土曜日
目標クリア
兵庫高校地区別記録会。先月記録会を1本走っているが、事実上今大会でシーズンインとなる。
本チームは今大会の目標を「練習での手応えどおりに走ること」とした。それが自己新記録でなくても、自分が今走れるというタイムで走ろうということである。
実際のところ、この目標を果たせなかった者が多かった。それに対し、先日終えた合宿を順調にこなした女子選手が快走した。これまではレースはそこそこ走るものの、練習はなかなかできず、合宿に行くと、決まって崩れていた。基礎体力がないのである。それを今冬、克服に努め、ようやく基礎体力が記録に見合うものになってきた。
3000mのスタートはトラックレースなので当然ながら少々速く、置いていかれそうになったが、13~14人ほどの集団の後方でがまんし、流れが落ち着くと徐々に順位を上げていった。本チームの練習過程から考えるともっともいいレースパターンと言っていい。ペースは爆発的に速いわけではないが、順位はどんどん上がっていった。
2000mを過ぎると3位にまで上がり、ラスト600mでは一時はかなり離された先頭に追いつき、ついには2番手の選手を突き放し、そのまま先頭でゴールした。タイムも4秒であるが、自己記録を更新した。
練習の手応えどおりに走れた最高の見本である。いいときも悪いときも自分を見失わず、しっかり最後まで走ることは次につながる。インターハイ地区予選にしっかりつなげていってもらいたい。
本チームは今大会の目標を「練習での手応えどおりに走ること」とした。それが自己新記録でなくても、自分が今走れるというタイムで走ろうということである。
実際のところ、この目標を果たせなかった者が多かった。それに対し、先日終えた合宿を順調にこなした女子選手が快走した。これまではレースはそこそこ走るものの、練習はなかなかできず、合宿に行くと、決まって崩れていた。基礎体力がないのである。それを今冬、克服に努め、ようやく基礎体力が記録に見合うものになってきた。
3000mのスタートはトラックレースなので当然ながら少々速く、置いていかれそうになったが、13~14人ほどの集団の後方でがまんし、流れが落ち着くと徐々に順位を上げていった。本チームの練習過程から考えるともっともいいレースパターンと言っていい。ペースは爆発的に速いわけではないが、順位はどんどん上がっていった。
2000mを過ぎると3位にまで上がり、ラスト600mでは一時はかなり離された先頭に追いつき、ついには2番手の選手を突き放し、そのまま先頭でゴールした。タイムも4秒であるが、自己記録を更新した。
練習の手応えどおりに走れた最高の見本である。いいときも悪いときも自分を見失わず、しっかり最後まで走ることは次につながる。インターハイ地区予選にしっかりつなげていってもらいたい。
2009年4月10日金曜日
厳しさと優しさと
朝,新聞を読んでいると,おもしろい投稿があった。車の免許をとったばかりの女性が,お母さんを助手席に乗せて運転していると,運転について,いろいろと厳しく言葉があるそうで,それにビクビクしながら運転していると言う。その後,おばあさんを乗せて運転したのだそうだ。すると,おばあさんは自分で運転したことはないらしく,その女性の運転をすごくほめてくれたのだと言う。話の流れからすると,お母さんに萎縮して運転できず,おばあさんのおかげで自信が持てたということだろう,まあ普通の話だなと思って読み続けると,「私には両方が必要なのだと思う。」と続けられていた。これはおもしろかった。
おもしろいという表現は投稿者に失礼かもしれない。ただ,厳しいことから逃れたい若者が多いところ,厳しく指導してもらった母親に,「免許を持つ責任の重さを教わった。」と感謝し,ほめてくれたおばあさんに「自信をつけてもらった。」と感謝している。これが人間的に伸びる要素だなと感じた。
指導者は,その両方を備えているべきだと思う。時に厳しく,時にほめる,その技術を高めていく努力は必要である。
おもしろいという表現は投稿者に失礼かもしれない。ただ,厳しいことから逃れたい若者が多いところ,厳しく指導してもらった母親に,「免許を持つ責任の重さを教わった。」と感謝し,ほめてくれたおばあさんに「自信をつけてもらった。」と感謝している。これが人間的に伸びる要素だなと感じた。
指導者は,その両方を備えているべきだと思う。時に厳しく,時にほめる,その技術を高めていく努力は必要である。
2009年4月9日木曜日
自然な挨拶
今日は放課後に行事や会議があり,グランドには数分しかいることができなかった。新入生が来ただけに,もう少し指導したかったのだが,残念であった。
しかし,その後,嬉しいことが1つあった。本チームは学校のグランドで練習するのだが,グランドの端が3段ほどの段になっており,その段を上がると校舎が4つ並んでいる。その4つの校舎の第4号館が定時制高校の校舎になっているのだが,その前で,本練習後よく補強をする。その近くに定時制高校の先生が2台分だけ車を止めている。その先生が言ってくれた話である。「陸上部の子,出て行ったらみんな挨拶してくれたよ。今日は入学式だったから来賓の方も来られてたんだけど,その方々にも挨拶をしてくれてよかったよ。」自分のいないところで,そうしてきちっと挨拶をし,周囲からお褒めの言葉をいただくのは嬉しいものである。
挨拶のことをこれまで何度も本欄に掲載してきた。しかし,今回は自然にできたことであるだけに言ってもらって非常に嬉しかった。
しかし,その後,嬉しいことが1つあった。本チームは学校のグランドで練習するのだが,グランドの端が3段ほどの段になっており,その段を上がると校舎が4つ並んでいる。その4つの校舎の第4号館が定時制高校の校舎になっているのだが,その前で,本練習後よく補強をする。その近くに定時制高校の先生が2台分だけ車を止めている。その先生が言ってくれた話である。「陸上部の子,出て行ったらみんな挨拶してくれたよ。今日は入学式だったから来賓の方も来られてたんだけど,その方々にも挨拶をしてくれてよかったよ。」自分のいないところで,そうしてきちっと挨拶をし,周囲からお褒めの言葉をいただくのは嬉しいものである。
挨拶のことをこれまで何度も本欄に掲載してきた。しかし,今回は自然にできたことであるだけに言ってもらって非常に嬉しかった。
2009年4月8日水曜日
対緊張
入学式。学年としては6回目の入学式であるが,過去5回の入学式は担任であった。今日初めて学年主任(本校では年次主任と言う)として入学生を迎える。今までの入学式の中で一番緊張した。
と言うのも,今までは担任だったので,段取りがわかっていなくても何とかなったものだが,主任になるとすべてを把握しておかないといけない。抜かりがないか,担任の先生方はどこまで把握しているかなどの不安もともなう。自分で適当にやっていた頃は主任を不安にさせていたのだろうなと思う。
そして入学式後,来賓の方々,入学生と担任が退場した後に,保護者の方々に残っていただき,主任からの挨拶をおこなう。それもかなりの緊張感が走った。もちろん何も見ずに頭の中にあることをそのまま話す。最初に正直に話した。「かなり緊張しています。」と。その後,深呼吸して話を始めた。言葉がつまろうが間違えようが,緊張していると言ってしまえば開き直れるものである。言いたいことはすべて話せた。終わってみると予想外の拍手をいただいた。
生活していれば,緊張する場面というのはいくらでもある。いかにそれを開き直れるかが乗り切るカギであろう。乗り切ったときの快感を求めて。
と言うのも,今までは担任だったので,段取りがわかっていなくても何とかなったものだが,主任になるとすべてを把握しておかないといけない。抜かりがないか,担任の先生方はどこまで把握しているかなどの不安もともなう。自分で適当にやっていた頃は主任を不安にさせていたのだろうなと思う。
そして入学式後,来賓の方々,入学生と担任が退場した後に,保護者の方々に残っていただき,主任からの挨拶をおこなう。それもかなりの緊張感が走った。もちろん何も見ずに頭の中にあることをそのまま話す。最初に正直に話した。「かなり緊張しています。」と。その後,深呼吸して話を始めた。言葉がつまろうが間違えようが,緊張していると言ってしまえば開き直れるものである。言いたいことはすべて話せた。終わってみると予想外の拍手をいただいた。
生活していれば,緊張する場面というのはいくらでもある。いかにそれを開き直れるかが乗り切るカギであろう。乗り切ったときの快感を求めて。
2009年4月7日火曜日
笑顔で迎えられて
ちょっとした用事で,市内のある高校を訪れた。陸上競技部の顧問の先生に用事があり,事務室に行って呼んでもらった。そのとき対応してくれたのは,先月末まで本校の事務室で仕事をしておられた方だった。その事務職員の方には,自分は散々迷惑をかけ,お世話になった。そんなことを忘れたかのような笑顔で迎えてくれ,声をかけてくれた。心が和むひと時である。
その方が本校在職中は,何度も書類の提出が遅れ,と言うよりも忘れており,それでも優しく対応してくれて,申し訳ないと思って急いで提出したことがある。遅れたものを間に合ったことにして処理してくれたこともあった。書類の書き方がわからず,隣に座って教えてもらいながら書いたこともあった。
そんな話を親にしたところ,「お前は事務職員をバカにしているからそうやって書類が遅れるんや。」と叱られたことがあった。そんなつもりはないのだが,甘えていたのかもしれないと思ったことがあった。
学校を離れてもこうして笑顔で迎えてくれることは本当に嬉しいものであるし,思わぬところに知っている顔があるとホッとするものだ。そんな人間にはなかなかなれるものではないが,そんな人の気持ちに感謝できる心は持っていたい。
その方が本校在職中は,何度も書類の提出が遅れ,と言うよりも忘れており,それでも優しく対応してくれて,申し訳ないと思って急いで提出したことがある。遅れたものを間に合ったことにして処理してくれたこともあった。書類の書き方がわからず,隣に座って教えてもらいながら書いたこともあった。
そんな話を親にしたところ,「お前は事務職員をバカにしているからそうやって書類が遅れるんや。」と叱られたことがあった。そんなつもりはないのだが,甘えていたのかもしれないと思ったことがあった。
学校を離れてもこうして笑顔で迎えてくれることは本当に嬉しいものであるし,思わぬところに知っている顔があるとホッとするものだ。そんな人間にはなかなかなれるものではないが,そんな人の気持ちに感謝できる心は持っていたい。
2009年4月6日月曜日
立場変わって
今日は新入生の登校日。入学式前にクラスの顔合わせをしたり,物品を購入したりする。自分は13年連続で勤めた担任を外れ,学年でも違う立場に就くことになった。正直言って,この年で担任ができないというのは非常にさびしいし,まだまだ自分より年が上の人が担任をされているのを見ると,非常にうらやましい。
そして実際に新入生を迎えたわけだが,やはり担任をしていた頃とは違う気持ちがわいてくる。自分が教室で生徒に話す機会がないのである。だから自分が伝えたいことは学年の生徒が全員いる前か,担任に伝えてもらうしかない。そこに非常なるもどかしさを感じた。とくに生活指導にかかわることについては,「自分が中に入れれば…」と思う。また,連絡事項なども,自分は知っておかないといけないという緊張感もあるし,他の部署からいろいろ聞かれるので情報が入ってくる。そこにも担任の先生との温度差を感じた。
そしてふとグランドで練習をしている部員たちを見て思った。主将も主務もそうなのだろうなと。高校2年生の秋に幹部という立場に就き,チームを牽引しなければならない。今までは自分が指示をもらってやっていたことも,今度は自分が出さなければならないし,先を考えて行動しなければチームの動きが止まる。それを考えれば,よくがんばっていることと思う。
わかっていたつもりだが,改めて自分もがんばろうと感じた。
そして実際に新入生を迎えたわけだが,やはり担任をしていた頃とは違う気持ちがわいてくる。自分が教室で生徒に話す機会がないのである。だから自分が伝えたいことは学年の生徒が全員いる前か,担任に伝えてもらうしかない。そこに非常なるもどかしさを感じた。とくに生活指導にかかわることについては,「自分が中に入れれば…」と思う。また,連絡事項なども,自分は知っておかないといけないという緊張感もあるし,他の部署からいろいろ聞かれるので情報が入ってくる。そこにも担任の先生との温度差を感じた。
そしてふとグランドで練習をしている部員たちを見て思った。主将も主務もそうなのだろうなと。高校2年生の秋に幹部という立場に就き,チームを牽引しなければならない。今までは自分が指示をもらってやっていたことも,今度は自分が出さなければならないし,先を考えて行動しなければチームの動きが止まる。それを考えれば,よくがんばっていることと思う。
わかっていたつもりだが,改めて自分もがんばろうと感じた。
2009年4月5日日曜日
学校での信用
昨日,本校に他の部の指導者が来られ,グランドに顔を出された。その方は本校の元職員であるが,かなり以前のことで,自分が本校に赴任したときは,本校の隣りの定時制高校に勤められていて,そのときに面識を持った。と言っても本当に久しぶりにお会いした。
少し話をさせてもらったのだが,今勤められている学校は駅伝が非常に活躍している。その先生が言われるには「駅伝がウチの部活動の中心」なのだそうだ。部活動そのものやその実績はもちろんだが,学校生活でも生徒もちゃんとやっているし,学業成績も上げているのだということだ。
自分自身,それを目指して指導してきたが,そう言われるまでには至っていない。その話を聞いて,さらに自分の今後の指導に火が付いた。「負けてはいられない。」
ある大学の監督にも同じような話を聞いたことがある。学校での信用がなければ,いくら強くても続かない。学校での信用が得られるだけの生活を送り,部活動をおこなって初めて評価される。逆に戦力がダウンしても,それは伝統として維持できるはずである。自分も負けないようにがんばっていく気持ちを強めた。
少し話をさせてもらったのだが,今勤められている学校は駅伝が非常に活躍している。その先生が言われるには「駅伝がウチの部活動の中心」なのだそうだ。部活動そのものやその実績はもちろんだが,学校生活でも生徒もちゃんとやっているし,学業成績も上げているのだということだ。
自分自身,それを目指して指導してきたが,そう言われるまでには至っていない。その話を聞いて,さらに自分の今後の指導に火が付いた。「負けてはいられない。」
ある大学の監督にも同じような話を聞いたことがある。学校での信用がなければ,いくら強くても続かない。学校での信用が得られるだけの生活を送り,部活動をおこなって初めて評価される。逆に戦力がダウンしても,それは伝統として維持できるはずである。自分も負けないようにがんばっていく気持ちを強めた。
2009年4月4日土曜日
感じたことを
練習中,短距離の2人の卒業生グランドにやってきた。練習が終わり,ミーティングになったが,卒業生はこのミーティングで話すことをあまりしたがらない。時にはミーティングまでに帰ってしまうこともある。今日の2人もミーティングに選手たちが集合してくると,「あ~どうしよう,何も考えてない!」と言いながらミーティングの輪に入って行った。そのときに「考えなくてもええんや。感じたらええねん。」と一言かけた。
これは卒業生に限ったことではない。毎回のミーティングで我々指導者も,何を話そうかと考えることはほとんどない。感じたことを話しているのである。どう話そうかと考えることはある。卒業生はそんなことを考えなくてもいいし,うまく話す必要もない。
短距離ミーティング中,端でいると「練習中に笑顔はあるけど,活気のある笑顔がないように思った。」と話している卒業生の声が聞こえてきた。まさに感じたことである。上っ面だけのきれいごとを話すより,そうした練習を見ていて感じたことを話す方が心に伝わる。部員の様子を見ていてもそう感じた。
これは卒業生に限ったことではない。毎回のミーティングで我々指導者も,何を話そうかと考えることはほとんどない。感じたことを話しているのである。どう話そうかと考えることはある。卒業生はそんなことを考えなくてもいいし,うまく話す必要もない。
短距離ミーティング中,端でいると「練習中に笑顔はあるけど,活気のある笑顔がないように思った。」と話している卒業生の声が聞こえてきた。まさに感じたことである。上っ面だけのきれいごとを話すより,そうした練習を見ていて感じたことを話す方が心に伝わる。部員の様子を見ていてもそう感じた。
2009年4月3日金曜日
マネージャーの成長
篠山合宿を昨日終えた。例年と比較すると,本チームは少々元気がなかったように思う。まじめには練習しているが,何か壁を超えられなかったように感じた。
最終日。帰る準備ができたところから宿舎を出て行った。本チームは最後となった。マネージャーが,最後まで食堂の後片付けをしているのである。それを選手たちが待っていた。その間に宿舎のご主人に言われた。「マネージャーはさらによくなりましたね。よくやってくれましたよ。選手も負けないようにがんばってください。」
ここのご主人にほめられたら間違いない。このマネージャーは,昨年の春は弱音をはいてしまうほどであったが,夏にはその成長をほめられ,「もっとよくなりますよ。」といくつか助言を受けた。自分はその助言のまま,彼女を指導した。そしてその成長認められた。彼女の成長率に驚かされる。
実はこの合宿に来るのに,18人いるので自分の車だけでは来ることができない。マイクロバスを依頼するか,電車で行くかを選択させたところ,費用が安い電車を選び,自分の車に乗れるだけ乗って,18人全員で交通費を割ってさらに安く済ませた。その段取り,集金もマネージャーがおこなった。それだけでも成長を感じていたのだが,さらに合宿でほめられると確信である。言われるとおり,選手自身にそれが好影響をおよぼしてもらいたいものである。
最終日。帰る準備ができたところから宿舎を出て行った。本チームは最後となった。マネージャーが,最後まで食堂の後片付けをしているのである。それを選手たちが待っていた。その間に宿舎のご主人に言われた。「マネージャーはさらによくなりましたね。よくやってくれましたよ。選手も負けないようにがんばってください。」
ここのご主人にほめられたら間違いない。このマネージャーは,昨年の春は弱音をはいてしまうほどであったが,夏にはその成長をほめられ,「もっとよくなりますよ。」といくつか助言を受けた。自分はその助言のまま,彼女を指導した。そしてその成長認められた。彼女の成長率に驚かされる。
実はこの合宿に来るのに,18人いるので自分の車だけでは来ることができない。マイクロバスを依頼するか,電車で行くかを選択させたところ,費用が安い電車を選び,自分の車に乗れるだけ乗って,18人全員で交通費を割ってさらに安く済ませた。その段取り,集金もマネージャーがおこなった。それだけでも成長を感じていたのだが,さらに合宿でほめられると確信である。言われるとおり,選手自身にそれが好影響をおよぼしてもらいたいものである。
2009年4月2日木曜日
部活動の効果
篠山合宿最終日。篠山産業高校で練習。学校周りの道路を走っていたところ,当校の生徒たちが登校してきた。自分は学校から出て選手の走る様子を見ていたのだが,その生徒たちがみんな自分に挨拶をして行く。後から聞くと,そのほとんどが運動部員だそうだ。
練習が終わり,最後のミーティング後,それぞれの学校ごとに言葉をいただきに行く。本チームは出遅れてしまい,参加校の最後であった。その間,自分は他校が解散していく様子を見ていたのだが,トイレを掃除している学校があった。本チームの選手たちも終わり,宿舎へ返した。自分も宿舎へ帰ったのだが,その途中,袋を持ってゴミを拾っている選手がいた。それが1人ではなく,その選手のチームみんなが拾っていたのである。そして本チームが宿舎を後にする際,「明南の子らがトイレや風呂を掃除してくれたんやで。」と言われた。
合宿ではいろいろな学校が集まり,その普段の指導の様子が表れる。それを見たチームは取り入れてさらに成長する。これが部活動である。部活動に批判的な人間がいるが,自分は学校教育において,人間育成にもっとも大事な部分であり,教育においてもっと重要視されるべき分野であると思う。
練習が終わり,最後のミーティング後,それぞれの学校ごとに言葉をいただきに行く。本チームは出遅れてしまい,参加校の最後であった。その間,自分は他校が解散していく様子を見ていたのだが,トイレを掃除している学校があった。本チームの選手たちも終わり,宿舎へ返した。自分も宿舎へ帰ったのだが,その途中,袋を持ってゴミを拾っている選手がいた。それが1人ではなく,その選手のチームみんなが拾っていたのである。そして本チームが宿舎を後にする際,「明南の子らがトイレや風呂を掃除してくれたんやで。」と言われた。
合宿ではいろいろな学校が集まり,その普段の指導の様子が表れる。それを見たチームは取り入れてさらに成長する。これが部活動である。部活動に批判的な人間がいるが,自分は学校教育において,人間育成にもっとも大事な部分であり,教育においてもっと重要視されるべき分野であると思う。
2009年4月1日水曜日
成長の糧
篠山合宿4日目。昨日の夜,消灯の時刻を過ぎても就寝していなかった選手がいたと聞いた。この合宿は,競技レベルはさておき,競技に対する意識が高い者が集まってくるので,そういった生活面の指導はほとんどない。それだけに,その話を聞いたときは緊張感が走った。
後で,その選手たちの指導者から詳しく話を聞いた。その就寝していなかった選手が宿泊していた宿舎には,指導者はその人しかいない。消灯できていなかった事実も誰も知らない。それが今日,主指導者に伝えられたのである。
正直言って,この合宿でぼろが出てよかったと思った。そしてそのチームでよかったと思う。宿舎内での指導だけで終わっていたらわからないところを,正直に名乗り出て,選手も謝罪した。そのときは気分が悪いかもしれないが,今後には絶対に影響してくる。そのチームなら必ず修正して成長するであろうと感じたのである。
失敗したからと言って,それがダメージであるとは限らない。逆に成長のいい機会となることもある。本チームも反省するべき点が多くある。成長の糧となるように考えたい。
後で,その選手たちの指導者から詳しく話を聞いた。その就寝していなかった選手が宿泊していた宿舎には,指導者はその人しかいない。消灯できていなかった事実も誰も知らない。それが今日,主指導者に伝えられたのである。
正直言って,この合宿でぼろが出てよかったと思った。そしてそのチームでよかったと思う。宿舎内での指導だけで終わっていたらわからないところを,正直に名乗り出て,選手も謝罪した。そのときは気分が悪いかもしれないが,今後には絶対に影響してくる。そのチームなら必ず修正して成長するであろうと感じたのである。
失敗したからと言って,それがダメージであるとは限らない。逆に成長のいい機会となることもある。本チームも反省するべき点が多くある。成長の糧となるように考えたい。
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