今日から6時練習が始まった。6時練習というのは,夏の日差しを避けるために午前6時から練習を開始することである。基本的には夏休みの練習がそれにあたる。しかし,ここ数年,部の幹部たちが話し合い,その開始時期を顧問に申し出てくる。今年は今日からということになった。
本チームはできるだけ部員たちで考えて行動させる。1年生はチームのことがわからないのは当然であるし,陸上競技の経験がなければわからないことだらけである。以前なら1年生だけにミーティングするなどして教えていたが,今はとくに細かいことは何も言わない。先輩たちが経験の元,後輩たちに教える。教えられていない場合もあって失敗することもある。それも経験である。 今回の6時練習の決定も自分は何も言っていない。先輩から引き継がれた幹部たちが決定したものである。
今朝の練習が終わろうとしていた頃,時間が限られていただけに急がせたいところであった。練習が終わってからではグランド整備の時間がないので,全員がクーリングダウンに入った瞬間,自分の背後で補強していた選手とマネージャーに指示しようと振り向くと,すでに整備道具が置いてある場所に向かっていた。
部員も一般生徒も同じであるが,自分たちで考えてやっていこうという意思を育てることは非常に大事なことである。しかし,その失敗を恐れて教師が先にやってしまったり,言ってしまったりすることがある。失敗も糧である。面倒であったり,待てなかったりすることはあるが,それを見守ってこそ指導者であると思う。
