今年の本校の1年生は部活導入部率が高く,本チームの入部生が少なかったので,未経験者に声をかけようとしてみたが,何もしていない生徒が1クラスに4,5人程度しかいない。クラスによっては全員が入部している。なかなか難しい。
それでも話をしてみるのだが,陸上競技というだけでもあまりイメージを持っていないのと,自分に対して怖いイメージを持たれていることから,端から抵抗を示したり,驚いたりする生徒が多い。
何もしていないことに罪悪感というか,何かをした方がいいなと思っている生徒は多いようである。それはいいことなのだが,話をしていると,やはりしんどいことには抵抗があるようだ。とくに女子はそれが顕著である。「可能性を引き出す。」「伸びる。」というようなことにはあまり興味がないようだ。
自分は,長距離走に対して「がんばれば伸びる。」ということに興味を持った。他のスポーツでかなわなくても,練習すれば勝てるようになることは魅力である。逆にいくらがんばっても,がんばっていない人に負けてしまう種目もある。それを考えれば理屈が通っているように感じた。
単純に決められた距離を速く身体を運んだものが勝ちという競技ではあるが,単純であるがゆえに奥が深い。現時点での能力はどうでもいいので,そこにおもしろさを感じてくれればいいのだが…。
