兵庫高校選手権第2日。本日の本チームからの出場者はいない。3000mSCも残念ながら何年か続いた決勝進出が途絶えた。そういう意味ではおもしろくない一日である。
しかし,山梨学院大学陸上競技部大野先生にお会いし,面白いお話をいただいた。同大学の藤澤勇選手が,関東インカレで39分15秒00で優勝したのだが,この記録は日本新記録であった。これだけの結果を出すにはそれ相当の努力があったと思う。そのインカレの表彰式で,一番高い表彰台に乗るわけだが,その表彰台の前に歩いていく姿も,まさに競歩選手のようだったそうだ。競歩というと,姿勢を正し,かかとから地面に着地し,膝を伸ばして腰を乗せて歩く。その歩きで表彰台に向かったのだと聞き,「あ~やはりそれだけの選手になると普段の動きにも染みついているのだな。」と思った。
そういえば昔,自分が選手だった頃,足が外に向いて着地するので,それを直そうと,日常生活から着地を意識していた。授業を受けているときも足が外に向かないように座っていたし,歩いても走っても自転車に乗ってもつま先が外に向かないように意識していた。だんだんとそれが無意識になっていったと同時に矯正されていった。
競技会に出ているとき,練習しているときだけが競技者ではない。こうした日常生活からの意識が競技者を育てる。競技者は,競技をしている時間よりも,それ以外の時間の方が長いわけだから,そうした意識が大きな差となる。大事なことではないか。
